ワォーロック作曲 山田 滋 編曲 「カプリオール組曲」
第1曲 | バス・ダンス Basse-Dance |
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第2曲 | パヴァーヌ Pavane |
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第3曲 | トロディオン Tordion |
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第4曲 | ブランル Branles |
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第5曲 | ピエ・アン・レール Pieds-en-l'air |
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第6曲 | マッテシン(戦いの踊り) Mattachins(Sword danse) |
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全曲 | 6曲を続けて演奏します。(演奏中です) |
ピーター・ウォーロックは1930年に謎のガス自殺により36歳の生涯を閉じたイギリスの作曲家フィリップ・へセルティンのペンネームです。 1894年ロンドンに生まれたウォーロックは正式な音楽教育は受けませんでしたが、イギリスの作曲家ディーリアスと16歳の時知り合い、多大な影響を受けながら100曲に及ぶ部歌曲と数曲の器楽曲を残しました。彼の死後1963年にウォーロック協会が設立され、関心が高められています。 カプリオル組曲は弦楽オーケストラの編成で書かれた曲で、16世紀フランスの僧侶で音楽にも造詣の深かったトアノ・アルボーが執筆した弟子カプリオルとの対話という形式の「舞踏記譜法」(1588)に収録されていた舞曲を引用して作曲し、弟子の名をとって「カプリオル組曲」として1926年に出版されました。 ウォーロックの作品の中でもっとも知られたこの曲は弦楽アンサンブルのほか、ピアノ連弾、金管アンサンブル、リコーダーアンサンブル、フルートオーケストラでも演奏され、それぞれ重要なレパートリーになっています。本日は木管五重奏による山田版初演となります。 |