組曲「展覧会の絵」

組曲「展覧会の絵」 プロムナード〜グノーム
プロムナード〜古城
プロムナード〜チュイルリー
ビドロ
プロムナード〜卵の殻をつけたひな鳥のバレエ
二人のユダヤ人、太ったのとやせたの
プロムナード〜リモージュ:市場
〜カタコンベ:ローマ時代の墓
〜死者の言葉による死者との対話(プロムナード)
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キュイ、バラキエフ、ボロディン、リムスキー=コルサコフらと組んだ、いわゆるロシア5人組の一人であるムソルグスキーは大変個性的な作曲家であり、当時のロマン派音楽の枠から大きく逸脱した芸術性はその後の印象派のドビュッシーやラヴェルに多くの影響をもたらしました。1874年にムソルグスキーの親友で31歳で世を去った急進的画家ハルトマンの遺作展が行われ、悲しみの中その絵の印象をもとにピアノ組曲「展覧会の絵」を一気に書き上げました。彼には当時大作曲家としての地位は無く、死後5年たってからコルサコフの手によって公開されましたが大して注目されず、1922年に指揮者のクーセヴィッキーがラヴェルに管弦楽への編曲を依頼し、1924年に演奏されてから超有名曲となりました。その後原曲の良さも見直され多くのピアニストが演奏する他、吹奏楽、木管5重奏、金管5重奏をはじめ、リコーダーアンサンブル、箏アンサンブル、ファゴットアンサンブル、シンセサイザーetc…さまざまに編曲されており、本日のレジェ編成で演奏する構想は当然ずっと昔からありました。