ガーシュイン作曲 深江 彰編曲 「パリのアメリカ人」


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ジョージ・ガーシュウィン(1898〜1937)はアメリカを代表する作曲家です。「のだめカンタービレ」でラプソディー・イン・ブルーが使われた影響もあり、最近ますます注目されています。今年は没後70年ということで、アンサンブル・レジェでもこの作曲家にスポットを当ててみました。
19才の時に作曲した《スワニー》の大ヒットをきっかけに、ブロードウェイきっての売れっ子作曲家となったガーシュウィンは、ラプソディー・イン・ブルーの作曲でジャズとクラシックの融合に成功し、一躍クラシックの世界からも注目されるようになりました。管弦楽書法に不馴れだったため、休暇でパリを訪れた時にラヴェルに指導を乞うと、弟子としてではなく友人として歓迎され、独自の道を歩むことになります。彼の管弦楽のみのために書かれた最初の作品「パリのアメリカ人」は自分自身のパリの滞在中の印象を描いたもので、タクシーのクラクションを使って街の喧騒を描いたり、ブルースでホームシックを、チャールストンのリズムで元気を取り戻した旅行者を表現しています。1951年には彼の音楽を元に同名のミュージカルも制作されました。