ダンツィ作曲 「木管五重奏曲」変ホ長調 作品67−3
第1楽章 | Larghetto-Allegro moderato |
第2楽章 | Andante moderato |
第3楽章 | MINUETTO-TRIO |
第4楽章 | Allegretto |
全楽章 | 全楽章続けて演奏します |
楽章名をクリックすると演奏が始まります。
切り替わるまで時間がかかる場合があります。
少しお待ちください。
WindowsXPのサービスパック2を導入していると「警告」が出る場合があります。
アンサンブル・レジェには危険なページはございません。
どうぞご安心の上<ブロックを解除>してください。
フランツ・ダンツィ(1763〜1826)はドイツの作曲家で、ベートホーフェン(ベートーヴェン)と同じ時期に活躍しました。マンハイムに生まれ、チェリストの父親から手ほどきを受けて、早くも15才でオーケストラ(ここは、モーツァルトがびっくりするほど管楽器の上手かったオーケストラです)の一員になりました。その後1784年に父親の後任としてミュンヘンの宮廷楽団に首席チェリストとして入団します。この間1780年には木管楽器のための最初の作品がマンハイムで出版されています。ミュンヘンに移りオペラ作曲家として成功した彼は、声楽家と結婚し、夫婦で連れ立ってオペラ巡業を行ないました。その後シュトゥットガルトに行き宮廷楽団の楽長職に就任し、ここでウェーバーと親交を深めます。5年後には今度はカールスルーエに移って晩年を王立音楽院に捧げ、宮廷の平凡な音楽の扱いを芸術的なものへ引き上げようと健闘しました。 現在、彼のオペラなどの作品はほとんど演奏されませんが、室内楽の作品は人気があり、特に木管五重奏の編成にたくさんの作品を残しています。ダンツィ自身は第一級の作曲家とはいえないものの、音楽家としてはすこぶる有能でした。今日では主に木管五重奏の作曲家として名を残しており、それぞれの特色を活かした楽器の扱いは手馴れたものです。 |