ブラームス作曲 「ハンガリー舞曲」より

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第1番 ト短調 Allegro molto
第3番 ヘ長調 Allegretto
第5番 ト短調(原曲嬰へ短調)Allegro
全曲 3曲を続けて演奏します

ブラームス(1833〜1897)は、20歳の時にエドゥアルト・レメーニ(ハンガリー出身のヴァイオリン奏者)の伴奏者として演奏旅行に行った時、レメーニからロマの民族音楽(ジプシー音楽)を教えられて魅了されました。それをきっかけにブラームスは独自にハンガリーの旋律の採集を始め、その中からまず1869年にピアノ連弾用ハンガリー舞曲集として10曲を2集に分けて出版し、それが大人気だったので1880年に更に11曲を2集に分けて出版しました。この曲集が大人気となってしまったためレメーニが気を悪くし、これが盗作であるとして訴訟に持ち込みますが、ブラームスは「作曲」ではなく「編曲」として出版していたので、ブラームスが勝利しました。
 ハンガリー舞曲はオーケストラで演奏される機会も多いのですが、ブラームスによってオーケストレーションされたのは、第1、3、10番だけです。本日はその舞曲集の中から1番、3番と最も有名な5番をレジェテイストで演奏いたします。