バロック式リコーダー教本

私がリコーダーの仕事に携わった年から少しずつ書き始めました。

PDFファイルで制作しています。ご覧いただくためには Adobe Reader が必要です。
Adobe Reader は アドビ社ホーム・ページ から無料でダウンロードできます。


閉じる

〈曲目など〉 〈具体的な内容〉 生徒用ページ番号 指導者用ページ番号
下線のページをご覧いただけます。
シの音とラの音の練習 シ ラ の単音を使いリズムの練習。
楽譜を書く習慣をつける。
タンギングの習得。
けして「簡単だから」といい加減にしないこと。
001 002 001 002
「たこたこあがれ T」
「おにさんこちら T」
「はなこさんあそびましょ T」
「たこたこあがれ U」など
シとラ ソとラ の2つの音を使った基礎的な練習。
既にこの段階でハーモニーを体験する。
1ページにある3曲がこの本の礎の曲になっています。
01 02 01 02
「やさしい練習」
「いちばんぼしみつけた」
「ゆうやけこやけ」
シ・ラ・ソ の3つの音を使って簡単な曲の練習。
順次進行(隣どおしの音)で。
もちろんハーモニーも出来ます。

「ゆうやけこやけ」は省略可能。
03 04 03 04
「やさしい練習」
「カッコー」
「三つの音の組曲」より
引き続きシ・ラ・ソ の3つの音を使って簡単な曲の練習。
跳躍進行(離れた音)で。
もちろんこれらもハーモニーが出来ます。

「三つの音の組曲より」は省略可能。
05 06 05 06
「たこたこあがれ V」
「たこたこあがれ W」
新しい音 ド・レ 登場。
でも曲はもうお馴染みのものなので
生徒はそれほど苦労しないはずです。
これで「たこたこあがれ」の響きがぐっと豊かになるはずです。
07 08 07 08
「ちょうちょう」
「ぶんぶんぶん」
「カッコー」
シ・ラ・ソ・ド・レ の5つの音を使った練習。
ここまでが小学校3年生の二学期に出来ていれば上出来だと思います。
くれぐれも「
急がない」ことです。
珍しくこちらの「カッコー」は本格的な二重奏です。

そして「ぶんぶんぶん」と「カッコー」は省略可能です。
09 10 09 10
「たこたこあがれ X」
「ほたるこい」
「げんこつ山のたぬきさん」
ここから右手を使います。
「ファ」を飛ばしていきなり「ミ」に入ります。
幸い日本には「わらべ歌」という素敵な財産があります。
「ほたるこい」はリコーダーが苦手な子にも簡単に伴奏をつけて
練習に参加させることが出来ます。

「げんこつ山の…」は省略可能。
11 12 11 12
「たこたこあがれ Y」
「ゆかいなまきば」
「うみ」
低い「レ」が出て来ます。
「ゆかいなまきば」は「シシララソ」の部分はすぐに出来ると思います。
そこしか出来ない子がいてもいいじゃありませんか!?

「うみ」は省略可能。
13 14 13 14
「たこたこあがれ Z」
「たこたこあがれ [」
高い「ミ」と高い「ソ」高い「ファ#」の音が出てきます。
ご存知「サミング」の練習です。
高い音というと皆さん「難しいでしょ?」とおっしゃいますが、
そんなことはありません!!!
よく考えるとリコーダーの練習を始めたころには
そうしようと思わなくても」高い音を出している人が沢山居ましたよね。
ちょっと「コツ」を教えてあげれば「低い音」よりずっと出すのは楽です。
ついでに「シャープ」についても触れています。
きちんと理解する必要はないと思います。
「ヘーエ、そんなものが有るんだぁ」位で十分です。
最初の段階を急がずにきちんと指導していればこの辺はどんどん
進められるはずです。
でも4年生になってからでも良いとも思います。
15 16 15 16
「荒城の月」
「たこたこあがれ \」
「かごめかごめ」
「春の風」
「荒城の月」は高いファ#の練習。
「たこたこあがれ \」は「レ」と高い「ミ」の練習です。
指をたくさん動かすのでしっかりと練習する必要があります。
「かごめかごめ」の伴奏はリコーダーが苦手な子でも出来るはずです。

「春の風」は省略可能。
17 18 17 18
「たこたこあがれ ]」
「たこたこあがれ ]T」
「ぞうさん」
低い音の練習です。
やっと「ファ」が出てきます。
一番低いドも出てきます。
「たこたこあがれ ]I」をやってみればバロック式のファの指使い
はどうということはないと感じるはずです。

「ぞうさん」は省略可能。
19 20 19 20
「たこたこあがれ ]U」
「リコーダー運指表」
サミングの最終練習です。
]U(高いラ)が出来ればサミングは完璧に出来ているでしょう。
あとはいろいろな音の指使いを覚えるだけです。
いや。。。無理に覚えなくても良いかもしれません(笑)。

GOOD LUCK!
21 22 21 22


閉じる